先生と生徒は友達なのか? 

 昨年度1年間の高校の非常勤講師として、授業やその他で生徒や他の先生方を見てきました。その中でどうしても受け入れられない違和感のあるものがあります。自分が高校生のときは絶対になかったことなのですが、生徒が先生に対して、タメ口を訊くのです。先生と生徒の会話がまるで友達同士の話のように聞こえます。当校は確かに色々な面で一定レベル以下の学校ですが、同じようなレベルの学校でも昔はそのようなことはありませんでした。教壇に立ったのが昨年度からの新米講師にはいったいいつの頃からこのようになったのか分かりませんが、嘆かわしい時代になったものだと思わざるを得ません。
 生徒が先生にタメ口を訊くということは敬語そのものを知らないのか、知っていても使い方を知らないのか、先生が尊敬の対象ではないから使わないのか、その真意はどこにあるのでしょう。自分が見る限り、生徒に先生を尊敬している態度は見られません。尊敬しているならば、態度と言葉に出てくると思うのです。
 自分が高校生のときも、確かにあまりいい生徒ではなかったのですが、それでも先生、先輩には敬語を使っていましたし、自然と態度も友達に対するものとは違うものでした。ちょっとした悪ガキでも皆そうでした。今の先生と生徒の関係は異状としか思えません。どうして尊敬できない人のいうことをきけるのでしょうか。尊敬できる人のいうことだからこそ、聞いてみよう実行してみようという気持ちになるのではないでしょうか。
 生徒が先生に対して敬語を使わないというのは本当に困りものですが、もっと困るのは先生がそれを許しているということです。そのことがますます生徒を増長させているように思えます。生徒と先生は何でも話し合える関係が理想ですが、そこには一線があってしかるべきです。先生を尊敬した上で話し合うという気持ちを育てなくてはならないと思います。そうでないならば、そこには人を敬うといった気持ちは絶対に育たないからです。

理系の頭脳は楽しい? 

 家庭教師で教えている生徒のMさんは今日の授業で「配列変数」を勉強しました。VBA初心者なので簡単な構文から教えて、説明もなるべくイメージが膨らむように大きな箱の中に小さな小分けのボックスを作るという感じです。Mさんの想像力が豊かなのか、それとも自分の教え方がよかったのか?イメージは掴めたといっていました。
 変数のイメージはプログラミングでは絶対欠かせないものです。これがあるのとないのとではプログラミングがずいぶん違います。中でも「配列変数」は1つ1つの変数の宣言をしなくてもよくなるので、これまたプログラミングが楽になりますね。 
 プログラミングをやっているとつくづく思うのですが、実際期待したとおりに動作するか不安です。だからプログラミングは想像力をフル回転させなければなりません。このコードはこうなる、だから次はこうなってその後こうなると次から次と想像していきます。その結果を動作で確認します。バグがあったら、またやり直しです。
 この作業は理系人間がやる仮説の検証とよく似ています。Mさんはこれが楽しいといっていました。自分も同じです。Mさん、理系同士一緒に頑張って勉強していきましょう。

授業でちょっと脱線 

 2年生G群生徒の2回目の授業ですが、「情報通信ネットワーク」について行いました。情報Cは座学も結構多いので教室での授業となりました。こちらも今年度まだ2回目なのでなかなか調子が出ません。とりあえずは全部講義を終えたのですが、時間が多少余ったので、ちょっと脱線話になりました。
 自分の青春時代を振り返ると、今とは違うといってもやはり悩み多き青春でしたね。若いときは自分のだらしなさ、努力のなさを棚に上げてついつい周囲のせいにして逃げていた自分を今の若者と同じことだなと感じました。
 その経験を踏まえて、結局人生というものはすべて自分の力で、努力で切り開いていくしかないことを考えてもらいたいと話しました。誰も自分を理解してくれない。そんなことは当たり前ですよ。自分自身でさえも自分を100%理解できないのに、他人に自分をすべて理解してもらおうというのは無理な話です。いつまでも甘えん坊ではいけません。
 自分で自分をよりよく理解する。其処からはじめてスタートできるのではないでしょうか。

1年生は可愛いです。 

 1年生の授業が今日から始まりました。当校はこじんまりした少人数の学校なので、1年生全クラス(といっても2クラスしかないのです)を受け持っています。3時間目に1年1組、4時間目に1年2組の授業を行いました。情報Aの最初の授業なので、科目と自分の紹介で50分の授業時間が過ぎてしまいました。
 高校での独立した必修科目である情報A、生徒は期待と不安が入り混じったような顔をしていました。PC操作の実習がメインになるので、次回の授業はパソコン実習室でニューマシン、新OS Windows Vistaを使用してのPC基本操作の習得となります。

今年度最初の授業 

 今日は平成20年度最初の授業でした。2年生の2クラスで情報Cの授業を行いました。昨年度一年生だった彼らの最後の授業からもう1ヶ月以上も経っているので、生徒の方も自分の方もお互いちょっと緊張していました。生徒は昨年度に情報Aを履修しているので、情報Cは情報Aとはどこが違うのだろうといった顔をしていました。
 当校では情報AをITとICTの基礎的な理解と情報機器(パソコン)を使用した情報リテラシーの習得。情報CはITとICTの環境をさらに深く理解することと情報リテラシーの更なる向上(応用的実践)を目指して授業を行います。生徒が社会に出てからも情報を的確に捉える能力が身につくことを期待します。(というか、それを自分がやらなきゃいけないんですけどね)